【トヨタホーム】小上がり和室で、はじめて夫婦が割れました

間取りシリーズ第二弾、今度こそ広い部屋です

前回の予告どおり、今回はリビングと小上がりの和室です。

洗面室の話が終わって、ようやく人が集まる部屋にたどり着きました。長かった。

そして先に言っておきます。この記事、ついに夫婦が割れます。

我が家のスペック記事でも地盤改良の記事でも、「まだ一度も割れていない」と書いてきました。洗濯まわりの記事でも「押し切ったわけではない」と書きました。我が家、平和すぎませんか? と自分で書いた記憶があります。

平和、終わりました。ここからがマグマなんです。終わりの始まりです。

しかも2件です。行きましょう。

LDKと小上がり和室の模式図。上の図はLDK16.9帖と小上がり和室3.4帖が続き間になっている関係で、二つの部屋の境には木製の縦格子が一部だけ入り、残りは開いている。下の図は小上がりの断面で、LDKの床から30cm上がった位置に和室の床があり、その段差の中が三つの引き出し収納になっている

まず、こうなりました

部屋広さ
リビング16.9畳(キッチン込み)
小上がり和室3.4畳

リビングの16.9畳にはキッチンが含まれています。 よくある「LDK○○畳」のあの数え方です。

そして和室は続き間。リビングとつながっていて、仕切りらしい仕切りはありません。木製の縦格子が一部だけ入ります。全部を仕切ってしまうと、せっかくの続き間が台無しですからね。圧迫感もあるし見栄えもあんまりよくないという判断。

実は、リビングは広くなる予定でした

いきなり本題です。

もともとリビングは20畳になる予定でした。

なぜそうならなかったのか。ここが今回いちばん書きたいところです。

地盤改良の記事で、我が家は34坪から36坪に増えたという話を書きました。地盤改良がまさかの0円で済んで、浮いたお金で坪数を増やしたやつです。

このとき、増えた2坪をどこに使うかで議論になりました。

候補中身
リビングを広くする20畳をさらに広げる
洗濯まわりを広くする妻のいちばんの要望

洗濯まわりが勝ちました。

前回の記事は「洗濯まわりを広げた」という結果だけを書きました。あれ、裏で負けたやつがいたんです。リビングです。

私の言い方だと、「洗濯室を広げるにあたって、真っ先にやり玉にあがった」

でも、リビングは「削られて」いません

ここ、大事なので分けて書きます。

リビングは削られたわけではありません。20畳のままです。

広がる権利を、洗濯まわりに譲っただけなんです。

なんだ同じことじゃないかと思われるかもしれませんが、住んでいる本人の感覚だとぜんぜん違います。「あったものを取り上げられた」のと「もらえるはずだったボーナスが他所に行った」の違いです。後者、意外と根に持たないんですよね。 もともと無かったので。

スペック記事で「削ったものはひとつもありません」と書いたのは、この時点の話です。あれは本当のことでした。

じゃあ、なぜ16.9畳なのか

20畳のままだったはずのリビングが、いま16.9畳です。

和室を作ったからです。

リビングの中から3.1畳を切り出して、小上がりの和室にしました。20畳から3.1畳を引くと16.9畳。リビングの数字は、これでぴったり合います。

……あれ。和室、さっき3.4畳って書きましたよね。

0.3畳、どこから来たと思いますか?

リビングにあった収納です。

和室を切り出してみたら、3.1畳ではちょっと狭かったんですよ。そこで、もともとリビングに付いていた0.3畳の収納を潰して、和室に足しました。3.1畳+0.3畳で、3.4畳。 これが今の広さです。

当初:  リビング 20.0畳 + 収納 0.3畳          = 20.3畳
現在:  リビング 16.9畳 + 小上がり和室 3.4畳  = 20.3畳

ぴったりです。 計算が合うと気持ちいいですね。

なので我が家、リビング収納がありません。

ただしこれ、我慢して減らしたわけではなくて、ウォークインクローゼットに一本化したという判断でもあります。前回書いた回遊動線の話とつながっていて、リビングからW.I.Cはドア一枚です。だったら小さい収納をあちこちに置くより、1ヶ所に寄せたほうがいい、と。

……住んでみて「やっぱりリビングにも欲しかった」と言い出す可能性はあります。ここはもうバクチです。住んでみてからのお楽しみ!

ここから、はじめての夫婦げんかです

さて、その和室です。

「リビングの一部を小上がりにして、和室にしたい」と言い出したのは妻でした。

もともと和室を作る予定はありませんでした。リビングは20畳の一部屋のまま、という話で進んでいたんです。そこに妻が和室を持ち出した。間取りの終盤にきて、部屋がひとつ増える提案だったわけですね。

理由は2つ。

そして。

私は最後まで反対していました。

反対した理由は、2歳のときの骨折です

理由ははっきりしています。

私は2歳のとき、段差から落ちて骨折したことがあるからです。

段差というか2階のベランダから1階の庭まで落ちたので段差というにはいささか過激な気がしますが、家の中にわざわざ段差を作るという発想が、どうしても受け入れられませんでした。段差は敵。段差や角で犠牲者になるのはいつも私の小指です。かなしいなぁ。

「高級感」と言われても、こっちは骨(物理)が折れてるんですよ。 勝てるわけがない。

特に子供は段差が大好物です。知ってます。私がそうでした。なので2階のベランダにまで進出したのです… 段差があれば当然落下するイベントも発生するわけで…

これまでの記事で「夫婦で割れたことがない」と何度も書いてきましたが、ここは本当に割れました。 譲る気がありませんでした。

折れた理由は「あとから付けられる」でした

じゃあなぜ今、我が家に小上がりがあるのか。

あとから対策できると分かったからです。

市販のスロープを段差に付けられる。でも対応できる。つまり、危ないと思ったらあとから手を打てるわけです。

反対していた理由が「危ないから」だったので、危なくない状態を作れるなら反対する理由がなくなるんですよね。ロジックで負けた形です。悔しくはない。

今は納得しています。 これは本当です。

ただし正直に書いておくと、スロープも柵も、まだ付けていません。 というか付ける予定も決めていません。「付けられると分かった」だけです。

実際に必要かどうかは、家が建って、あの段差を毎日またいでから決めます。 ここは住んでみないと分からない領域なので、判断を先送りしました。

「やっぱり付けました」も「いらなかったです」も、どっちも起こりえます。 そのときは結果だけ正直に書きます。

小上がりのスペックを並べます

決まっている仕様はこんな感じです。

項目内容
高さ30cm(トヨタホームの規格で「H03」)
下部収納3つ
仕切り木製の縦格子が一部
床材東リのテキスタイルフロア「侘茶
標準/オプションオプション(標準ではありません)

高さは30cm。私たちの打ち合わせでは「H03」という規格で、もう一段高い「H04」もあると説明を受けました。段差アレルギーの私が低いほうを選んだ……わけではありません。高すぎると、収納の一部が階段になってしまうんだそうです。それはちょっと違うよねぇ、ということでH03を採用しました。

下の収納は3つにしました。ここ、2つか3つを選べるんです。ただし小上がりの広さによっては3つが入らない場合もあると説明を受けました。我が家の3.4畳は、ギリギリ3つ入るサイズだったということですね。ラッキー。

そして小上がり和室、オプションです。 デフォルトでは付いてきません。費用は現在見積もり中です。出たら書きます。毎回これですみません。

和室なのに、畳じゃありません

しれっと書きましたが、床材が畳ではありません。

東リのテキスタイルフロア「侘茶」というものを選びました。ざっくり言うとタイル状のカーペットです。

選んだ理由は2つ。

  1. 色落ちしない
  2. 手入れがしやすい

畳ってきれいなんですが、日に焼けて色が変わっていきますよね。あれが気になりました。あと手入れ。私たち、畳を維持できる人間ではないという自己評価があります。ここは正直に。

なので我が家の「和室」は、厳密には和室ではありません。 見た目が和で、中身はカーペットです。でも呼び方は和室で通しています。小上がりテキスタイルフロア室とは呼びたくないので。長い。 テキスタイル、これはこれで飲み物をこぼしたら詰んでしまう気がしますよね。私も思いました。

でもこれ、汚れた部分だけを1枚外して、洗えるんです。裏面が吸着加工になっていて接着剤で貼りつけないので、必要なところだけ持ち上げられる、と。

汚れた部分だけを取り外して洗えること、接着剤ではなく裏面の吸着加工で留まることは 東リ公式サイト の記載より(2026年8月時点)

こぼしても、1枚洗えば済む。 これもこれで正解か……?

用途はごろ寝昼寝がメイン。あとは人が泊まりに来たときの臨時の寝室です。ゲストルームは別にあるんですが、人数が多いときは和室も動員される予定です。大人二人が眠れるサイズだと説明を受けました。

和室のとなりに、神棚を作ります

これ、書くか迷ったんですが書きます。和室のとなりに神棚を作ります。

といっても立派な宮形がドンと乗るやつではなく、壁付けの棚です。図面にもしれっと「※神棚」と書いてあります。片側が開いた造作棚、という扱いですね。

なぜ作るのか。神社仏閣めぐりが好きだからです。

出かけるたびにお札を買ってきてしまうんですよ。で、買ってきたお札の置き場所がない。 これまでは適当に棚の上に置いていたんですが、さすがにそれもどうなんだと。専用の場所を作ってしまおうという話になりました。

つい先日も京都と奈良に行ってきたばかりです。お察しのとおり、増えます。

場所が和室のとなりというのも、我ながら収まりがいいなと思っています。お札を置くなら、やっぱりここだよねと。

……これ、住宅の記事であまり見かけない話題だと思うんですが、同じ悩みを抱えている人、けっこういるのでは? お札、増えますよね。増えますよ。

別々の神様を一緒に置くとけんかするというお話を聞いたことがあるのですが、神様にもそれぞれ得意分野があると聞いています。弁護士みたいですね。 私結構神頼みするタイプです(よくお腹を壊します。) 専門がそれぞれ違うはずなのでそうそうけんかしないのでは…という考えです。怒られるかなぁ…

2件目の割れは「廊下」でした

もうひとつ、割れた話があります。廊下です。

これ、前回の記事を読んでくださった方には答え合わせになります。

前回、「廊下」と「脱衣室と洗濯機の分離」を天秤にかけて、廊下を選んだと書きました。妻の要望だったと。でもなぜそこまで廊下にこだわったのかは書いていませんでした。

理由がこれです。

トイレの音です。

トイレが人のいる部屋と直に接していると、音が聞こえてしまう。 だから絶対に廊下を挟みたい。妻の主張はこれでした。

一方の私はどうだったか。

廊下なんて要らないと思っていました。

私の考えは「廊下を無くして、そのぶん部屋を極限まで広くしたい」でした。移動するだけの空間に面積を使うのがもったいない、と。極限に、です。 我ながら極端。

で、どうなったか。

妻の勝ちです。廊下が採用されました。私、乾太くん以外は全敗…

私はトイレの音のことを考えたこともなかったので、「あ、それは確かに」となって合意しました。言われるまで気づかないやつ、家づくりにめちゃくちゃ多いです。レディのたしなみというのか私がノンデリなのか…

割れたというより、知らなかっただけかもしれません。でも最初は真っ向から対立していたので、割れた枠に入れておきます。

階段も、リビングには置きませんでした

廊下の話には続きがあります。

我が家、リビング階段にしませんでした。

これも妻が嫌がりました。理由は3つ。

そして4つ目に、廊下が欲しかった。

……全部つながってるんですよね。「音」と「廊下」。トイレの話と同じ根っこです。妻の家づくりの軸、たぶんここにあります。

リビング階段って見た目がかっこいいので憧れる人も多いと思うんですが、我が家では検討する前に落選しました。

窓は掃き出し窓です

リビングには掃き出し窓が付きます。

床まである、あの大きい窓ですね。リビングだけは、ちゃんと明るくなります。

……という書き方をしたのは理由があって、我が家、全体的に窓が少ないんです。浴室にいたっては窓がありません。要塞ハウスです

窓の少ない家をどう考えたのかは、それだけで1本になりそうなので、別の記事で書きます。

雨戸を電動にしました

そしてこの掃き出し窓、雨戸を電動にします。

手動の雨戸は標準で付いてきます。電動はオプションです。 つまり、わざわざお金を出して電動にした、ということです。

理由は単純で、窓がでかいからです。

掃き出し窓の雨戸って、大きいぶん重いんですよ。私が開け閉めするぶんには「まあこんなもんか」で終わる話なんですが、妻が毎日これをやると考えると、さすがに酷だろうと。 力の要る作業を毎日やるのって、じわじわ効いてきますからね。1回ならなんてことなくても、365回だとぜんぜん違う。

そしてもうひとつ、遠隔で開け閉めできます。

ここ、個人的にかなり気に入っているポイントです。出かけたあとに「あれ、雨戸閉めたっけ?」となっても、その場で閉められるわけですよ。すばらしい。朝、布団の中から開けることもできてしまう。ダメ人間製造機の予感がします。

費用は……はい、まだ出ていません。 小上がり和室と一緒に見積もり待ちです。この記事、見積もり待ちしか出てこない。

今回決まったことを並べます

  1. 34坪 → 36坪に増える。増えた分をリビングと洗濯まわりで取り合い、洗濯まわりが勝つ
  2. リビングは20畳のまま(削られてはいない。広がらなかった)
  3. 小上がり和室を作る(妻が推し、夫が骨折を理由に反対 → スロープ・柵で折れる)
  4. → リビングから3.1畳を切り出したが狭かったので、0.3畳はリビング収納を潰して充当。合わせて3.4畳
  5. リビング16.9畳、リビング収納ゼロ。W.I.Cに一本化
  6. トイレの音を理由に廊下を採用(夫は廊下なし派だった)
  7. リビング階段も却下
  8. 和室のとなりに神棚(お札の置き場所として)
  9. 掃き出し窓の雨戸は電動にする(標準は手動。オプション)

前回の記事で「間取りは連鎖する」と書きましたが、今回も見事に連鎖しています。 ひとつ決めると次が動く。ぷよぷよ、まだ消えてません。

次回予告

小上がり和室の費用、テキスタイルフロアの実物の感じ、スロープを結局付けたのかどうか。今回も「まだ分からない」を大量に残してしまいました。

例によって、まだ何ひとつ使っていません。 段差をまたいだこともありません。なので使い勝手の話は一切書いていません。使ってもいないものを「良いですよ!」とは書けないので。

次は照明と壁紙……と言いたいところなんですが、照明がまだ検討中です。壁紙は全部屋決まったので、こちらは近いうちに書けそうです。

その前に、まだ紹介していない部屋がいくつかあります。順番に回していきます。お楽しみに!