【トヨタホーム】36坪で3LDKにしたら、寝室ゾーンが14.2畳になりました

間取りシリーズ第三弾、ついに2階です

第一弾は洗濯まわり第二弾はリビングと小上がり和室でした。1階を一周したので、今回は階段を上がります。

そして先に結論を置いておきます。

我が家の主寝室ゾーン、14.2畳あります。

1階のLDKが16.9畳です。リビング(キッチン込み)とほぼタメを張る寝室が2階にできました。 36坪の家です。おかしいですよね。おかしいんですが、これ、狙ってやりました。

その話をします。

まず、こうなりました

部屋広さ
主寝室8.9畳
書斎1.3畳
ウォークインクローゼット(W.I.C)4畳
合計14.2畳

ここに加えて、ゲストルームが2部屋。そしてホールにトイレと洗面台。以上が我が家の2階です。

3つの部屋を並べて書きましたが、この3つは事実上ひとつの塊です。位置関係はこうなっています。

主寝室・ウォークインクローゼット・書斎の位置関係の模式図。左に主寝室8.9畳、そのとなりにウォークインクローゼット4畳が並び、クローゼットの上に書斎1.3畳が結合して、書斎のぶんだけ主寝室より外へせり出している。主寝室とクローゼットを隔てている壁は、ベッドの幅のぶんしかない。ベッドはその壁に頭を付けて置かれ、壁の両端から部屋の壁までのすきまが、そのままクローゼットへの入り口2ヶ所になっていて、ベッドのどちらの脇からでも入れる回遊動線になっている

主寝室とクローゼットを隔てている壁は、ベッドの幅のぶんしかありません。 その壁の両脇が、そのまま入り口2ヶ所になっています。 ここが今回いちばん面白いところなので、あとでちゃんと書きます。

書斎はクローゼットの真上にくっついています。独立した小部屋がぽつんとあるわけではなく、同じ列に上下で積まれている感じですね。

そもそも36坪で3LDKにした時点で、何かがおかしいんです

なぜこんな広さになったのか。理由はシンプルです。

36坪の家で3LDKを選んだからです。

ちょっと考えてみてください。36坪の床面積から、LDK16.9畳と小上がり和室3.4畳、洗濯まわり、玄関、階段、トイレ2つ、お風呂を引きます。残りを3部屋で割るわけです。

どう割っても、どこかがありえない広さになります。

我が家の場合、これは偶然そうなったわけではありません。 部屋数を決める段階で、寝室を大きくするのは前提でした。 余ったから広くなりましたという話ではなく、最初から分かっていてそうしています。

言い換えると、「どこを膨らませるか」を先に決めたんですね。膨らませる場所を決めておかないと、中途半端な部屋が3つできるだけなので。

4LDKにする選択肢は、検討して落としました

当然ながら、4部屋にして1部屋ずつを狭くする案もありました。同じ床面積を4等分すれば、極端に広い部屋は消えます。

取りませんでした。

私の言い分は「4部屋にして各部屋を狭くするメリットを感じなかった」です。部屋の数だけ増えても、一部屋ずつが窮屈になるなら意味がないよね、と。

たぶん、ほとんどの方は4LDKを選ぶんじゃないでしょうか。

将来の使い道とか、部屋数の潰しの効き方とか、考えることはいくらでもあります。多数派は間違いなく4LDKです。我が家はそこから外れた側の実例です。なので、この記事は「こうすべき」ではなく、「こういう選び方もあるらしい」という別案として読んでいただけると嬉しいです。

主役は寝室じゃなくて、クローゼットのほうでした

さて、14.2畳の話をしていますが、この間取りの起点は主寝室ではありません。

クローゼットを広くしたい、という妻の要望が先にありました。 これはかなり前から出ていた話です。

そこで採用されたのがこの配置です。

ベッドの両脇、それぞれからクローゼットに入れます。

さっき書いたとおり、主寝室とクローゼットを隔てている壁はベッドの幅のぶんしかありません。 ベッドの頭がその壁に付いていて、壁の両脇から部屋の壁までのすきまが、そのまま入り口。ベッドの左に1ヶ所、右に1ヶ所、というイメージですね。

つまり、どっち側に立っていてもクローゼットに入れる。 ベッドをぐるっと回り込む必要がありません。

第一弾の記事で、1階の回遊動線に感動した話を書きました。あれの2階版です。 我が家、行き止まりが本当に嫌いらしいです。前世マグロ説、まだ有効。

そして主寝室のなかには、クローゼットが別途ありません。 収納はすべてこの2階のW.I.Cが担当します。リビング収納をゼロにして1階のW.I.Cに一本化したのと同じ発想ですね。

「収納を1ヶ所に寄せた」わけではありません

ここ、過去2記事の書き方だと誤解されそうなので、はっきり書きます。

1階の記事で「収納をW.I.Cに一本化した」、2階でも「収納はW.I.Cが全部担当」と書いてきましたが、家全体でひとつに寄せたわけではありません。

階ごとに役割を分けています。

入れるもの
1階のW.I.Cアウター、スーツケース、来客用の布団
2階のW.I.C普段着・着替え

普段着は2階にあります。 つまり、我が家は「毎朝1階まで着替えを取りに下りる家」ではありません。よかった。それはさすがに大事故です。

外に出るときに羽織るもの、たまにしか使わない大物、お客さん用の布団。「持って出るもの」と「めったに動かさないもの」が1階毎日着るものが2階、という分け方ですね。

書斎1.3畳は、完全におまけです

さらっと表に入れましたが、書斎があります。1.3畳です。

……1.3畳。畳1枚とちょっと。

これ、私たちが「書斎が欲しい!」と主張して勝ち取ったものではありません。

気づいたら、余ったスペースが書斎になっていました。

図面が出てきたときに「あ、ここ書斎になってる」と気づいた、というのが正直なところです。そのまま採用しました。もらえるものはもらう。

そもそも書斎を作るという頭が自分たちには無かったので、単純に驚きました。

なので、この1.3畳で何をするかはまだ決まっていません。 使い道が決まっていないのに部屋名が付いているという、なかなか面白い状態です。住んでから考えます。

ただし、壁紙選びでは遊ばせてもらいます。

選べる壁紙が本当に多いんですよ。目移りしてしまいそう! ……ということで、ビビッときたけど大っぴらな場所には出せない壁紙を、ここに貼り付けます。何が来るかはお楽しみ。

主寝室に置くのは、ベッド1台だけです

8.9畳もある主寝室に何を置くのか。

ベッド1台です。以上。

サイズはクイーンかキング。まだ確定していません。どっちにしても大きいのですが、それでも8.9畳は余ります。

じゃあ余った空間をどうするのか。ここが我が家の企みです。

ベッドの正面の壁紙を白くします。

そして照明をポップインアラジンにします。ご存じの方も多いと思いますが、シーリングライトにプロジェクターが内蔵されているやつですね。

つまり、白い壁がそのままスクリーンになります。

寝室の用途は「寝ること」と「映画を観ること」。この2つです。8.9畳という広さは、寝るためではなく画面を大きくするために使う、という理屈になりました。

壁紙の色や照明そのものの話は別の記事にまとめる予定なので、ここでは「プロジェクターのために白くした」という用途の話だけにしておきます。

ベッドの足元に小さいテーブルを置く案も出ていますが、こちらはまだ確定していません。 置くかもしれないし、置かないかもしれない、という段階です。

窓は腰窓です

主寝室の窓は腰窓にしました。

第二弾の記事で「我が家は全体的に窓が少ない」「浴室に窓がない」という話を書きましたが、2階の寝室もその路線です。 掃き出し窓ではありません。

窓の少ない家をどう考えたのかは、別記事に回します。予告してから2記事引っぱっている自覚はあります。ごめんなさい。書きます。

エアコンは14畳タイプのノクリアです

8.9畳の部屋に、エアコンは1台

打ち合わせでは14畳タイプで話が進んでいます。機種はノクリア(富士通ゼネラル)です。部屋の畳数より大きいタイプが入っている形ですね。

ここでひとつ、私たちの打ち合わせで分かったことを書いておきます。

エアコン工事は全部屋トヨタホームが行う、と説明を受けました。

つまり我が家の場合、エアコン工事だけを外して他社で相見積もりを取る、ということができません。 家電量販店で本体を買って取り付けてもらう、という選択肢が最初から無いわけですね。

これが得なのか損なのかは、私たちには判断できません。 比較対象が手元に無いからです。相場を調べて「安い」「高い」と書くこともできますが、それは自分で確かめた数字ではないので書きません。

金額は、まだ書けません。

付帯工事費の記事エアコン工事費50万円という数字を公開しましたが、あれは全部屋ぶんをまとめた概算です。この主寝室1台ぶんがそのうちいくらなのかは、まだ書面で受け取っていません。

打ち合わせ中にチラッと数字が見えてはいるんですが、記憶で金額を書くのは、このブログでいちばんやってはいけないやつです。見積書が出たら、改めて書きます。

この部屋、一生このまま使う予定です

広い寝室の記事でよく出てくるのが「将来2部屋に間仕切れるようにしておく」という話だと思います。

我が家、その検討をしていません。

一生このまま、大きい部屋のまま使う予定です。

理由は構造です。私たちのシンセ・スマートステージ鉄骨ラーメン構造で、公式サイトには「パワースケルトン」という柱と梁を強固に接合した構造体によって「柱のない大空間をつくることを可能にする」と書かれています。

鉄骨ラーメン構造・パワースケルトン・柱のない大空間についての記述は トヨタホーム公式サイト より(2026年8月時点)

そして打ち合わせで、担当さんからこう説明を受けました。

トヨタホームの壁は、木造の家と違って構造躯体を支えていません。 だから、あとから取り付けるのも取っ払うのも比較的簡単にできます、と。

この説明は、私たちの打ち合わせ(2026年8月・シンセ・スマートステージ)で受けたものです。公式サイトには該当する記述を見つけられませんでした。

なので、やればできる。 やらないけど、くらいの温度感です。基本は一生このまま

残りの2部屋は、泊まる人のための部屋です

3LDKの残り2部屋は、どちらもゲストルームです。泊まりに来る親族と友人のための部屋ですね。

収納広さその他
ゲストルーム①壁一面が収納6畳バルコニー付き
ゲストルーム②なし5.9畳2階トイレが隣接

①は壁一面が収納です。そのぶん部屋としては少し狭くなるのですが、6畳は確保できました。

②は収納がゼロ。これは削られたわけではなく、泊まる人が主に使う部屋なので要らないよねという判断です。旅行に来た人が、その部屋のクローゼットに服をしまうことって、まあ無いですからね。

トイレの音、3記事連続で登場します

そして、2階のトイレは②のとなりにあります。

これ、理由があります。

音です。

普段使う機会が少ないほうの部屋にトイレを寄せました。

……お気づきでしょうか。第一弾で廊下を選んだ理由も、第二弾でリビング階段を却下した理由も、トイレと音でした。

3記事連続です。

第二弾で「妻の家づくりの軸、たぶんここにある」と書きましたが、確信に変わりました。 軸です。完全に軸です。1階でも2階でも同じ判断基準が出てくるって、けっこうすごいことだと思います。

私はといえば、相変わらず言われるまで気づかないタイプです。今回も「なるほど」しか言っていません。

バルコニーを付けた理由

ゲストルーム①にはバルコニーが付きます。

泊まりに来る人の中に喫煙者がいるからです。

室内で吸ってもらうのはお互いに気を使うし、かといって「外に出てください」と毎回言うのも角が立ちます。部屋から直接出られる場所があれば、その会話ごと発生しません。

洗濯物を干すためのバルコニーではありません。我が家は乾太くんがいるので、そもそも外に干す前提がないんですよね。用途が最初から違うわけです。

バルコニーって「とりあえず付けるもの」みたいな扱いをされがちですが、我が家は用途を1つに絞って付けました。 使う人が決まっているバルコニーです。

ヤニカスを部屋に持ち込まないようにする施策です。

今回、夫婦は割れませんでした

このブログでは「夫婦で割れたところを正直に書く」と決めています。第二弾では、ついに2件割れました。小上がりの段差と、廊下です。

で、今回はどうだったか。

1件も割れませんでした。

いささか平和すぎるような気もします。

主寝室の広さについては満場一致でした。二人とも「中途半端に狭い部屋は要らない」で完全に一致しています。ゲストルーム2部屋の広さについても、揉めた場面がありません。

なぜ割れなかったのか、あとから考えてみたんですが、たぶんこれです。

判断の前提を、先に共有していたからです。

「36坪で3LDKにするなら、どこかが極端に広くなる」——これを部屋割りを考える前に二人とも分かっていました。だから「寝室が広すぎない?」という議論が発生しないんですね。広くなるのは織り込み済みだったので。

第二弾で割れた2件は、どちらも前提を共有していなかった話です。私は段差の危険性を訴え、妻はトイレの音を訴えた。お互いに相手の前提を知らなかった。

前提を先に揃えておくと、選択で揉めない。 今回いちばんの学びかもしれません。

納得しているか? しています。ただし。

寝室ゾーン14.2畳、納得感は大ありです。

中途半端な部屋を4つ作るより、使う部屋をちゃんと広くする。この方針に二人とも文句がありません。

ただし、代償はあります。

予算です。

床面積を増やしたわけではないので直接的に高くなったわけではないのですが、この計画を進めながら二人でよく言っているのが、

「お財布が怖いね」

です。エアコンも、ベッドも、ポップインアラジンも、まだ何ひとつ買っていません。14.2畳を埋めるための出費が、この先に控えているわけですね。広い部屋は、広いなりにお金がかかる。当たり前の話ですが、図面を見ているときは忘れがちです。

今回決まったことを並べます

  1. 36坪で3LDKにする時点で、どこかが極端に広くなるのは織り込み済みだった
  2. 4LDK案は検討して却下(各部屋を狭くするメリットを感じなかった)
  3. → 主寝室8.9畳+書斎1.3畳+W.I.C 4畳=14.2畳
  4. 起点はクローゼットを広くしたいという妻の要望
  5. → 隔てる壁はベッドの幅のぶんだけ。その両脇が入り口2ヶ所で、ベッドの左右どちらからでも入れる回遊動線
  6. 収納は階で分担(1階=アウター・スーツケース・来客布団/2階=普段着)
  7. 書斎1.3畳は設計担当からのおまけ。使い道は未定
  8. 主寝室はベッドのみ。白い壁+ポップインアラジンでプロジェクター化
  9. エアコンは14畳タイプのノクリア。工事は全部屋トヨタホーム施工
  10. 間仕切る予定なし。 一生このまま使う
  11. ゲストルーム2部屋。トイレは音を考えて使用頻度の低いほうに隣接
  12. バルコニーは喫煙のため

次回予告

これで1階と2階の主要な部屋が一周しました。 間取りシリーズ、いったんここで折り返しです。

今回も「まだ分からない」をたくさん残してしまいました。ベッドのサイズ、エアコンの金額、書斎の使い道。 分かり次第、それぞれ書きます。

そして例によって、今回出てきたものも1つも使っていません。 ポップインアラジンも、ノクリアも、ベッドも、まだ家にありません。使い勝手の話がゼロなのはそのためです。すまねぇ!!

積み残しの記事もたまってきました。壁紙(全居室決まりました)、照明(まだ検討中です)、そして窓の少ない家。この3本は近いうちに必ず書きます。

お楽しみに!