【トヨタホーム】【全項目公開】総額4500万円の外側に、付帯工事費805万円がありました

前回の記事で、契約書の写真を1枚だけ載せました。

そのとき、こう書いたんです。

他の項目と合計は黒く塗ってあります。そっちはそっちで金額がなかなかのことになっているので、別記事でまとめて出します。

はい、その回です。

黒いところ、全部剥がします。心の準備はいいですか? 私はできていませんでした。

結論:総額4,500万円の「外側」に、805万円あります

記事1で、我が家の総額は土地+建物で4,500万円だと書きました。

その紙とは別に、もう1枚あったんです。「付帯工事費」と書かれた概算書が。

合計、805万円。

そしてここが一番大事なところなんですが——

この805万円、4,500万円には入っていません。 そのまま上に乗ります。

……いや、待ってください。私も書いていて「ウッ」となっています。4,500万円だと思っていた家に、いきなり805万円が追加されるわけです。しかもこれ、値上げでも追加注文でもありません。最初からそういう契約でした。 私たちが分かっていなかっただけです。

【全項目公開】付帯工事費の概算書

では出します。契約時にもらった概算書、7項目です。

#項目概算
1エアコン工事費500,000円
2インテリア工事費1,000,000円
3外構工事費3,000,000円
4基礎・地盤改良工事費1,100,000円
5特殊仮設工事費1,100,000円
6ガス工事350,000円
7屋外給排水工事1,000,000円
合計8,050,000円

前回お見せしたのは、この4番だけでした。まわりにこれだけ並んでいたわけです。

そして全項目に共通していることがひとつあります。

全部「概算」と書いてあります。 ひとつも確定していません。

契約書にハンコを押した時点で、私たちは805万円という数字だけ知らされて、中身がいくらになるかは誰も知らない状態でした。前回の「逆宝くじ」の話は、実は4番だけの話ではなかったんです。7枚まとめて引いていました。

1項目ずつ、いま分かっていることを書きます

2. インテリア工事費 100万円 → キッチンだけで使い切りました

これ、名前がややこしいんですが、カーテンや家具のことではありません。

オプションの総額枠です。標準仕様から何かをグレードアップしたら、ここから出ていきます。

で、我が家の現状を書きます。

キッチンで、すでに約100万円のオプションがかかっています。

選んだのはトクラスのコラージアです。もともと2型キッチンにしようと企んでいたのですが、トヨタホームで2型キッチンを選択できるのはコラージアのみとなっています。金にモノを言わせて造作とかリシェルの特注とかそういうチートを使えばまぁそれはそうなのですが……そして枠、終わり! 100万円の枠にキッチンで100万円。きれいに使い切りました。心安らかなり。

しかも我が家、床材の変更も入れる予定です。当然ここからさらに膨らみます。

「インテリア工事費100万円」という行を契約書で見たときは、正直あまりピンときていませんでした。でも実際に打ち合わせが始まると、この枠は驚くほど早く溶けます。 キッチン1個です。1個で終わりました。いや~そんななると思いませんでしたぁ…

3. 外構工事費 300万円 → 300万円のままでした(※2026年9月 訂正)

【訂正】 この節は当初「約1,000万円になる見込み」と書いていました。これは私たちの勘違いでした。 2026年9月に確認したところ、概算300万円の枠に収まりそうです。お詫びして訂正します。以下、何をどう間違えたかも含めて書き直しました。

契約時の概算は300万円でした。

そこにカーポートなどを足していったらいくらになるんだ……と考えているうちに、私たちの頭の中では外構が約1,000万円のものになっていました。記事1にもそう書きました。700万円ぶん、勝手に膨らませていたわけです。

で、あらためて確認したら——300万円の枠で収まりそう、とのことでした。

700万円、勘違いで青ざめていたことになります。 お騒がせしました。

土地63坪に対して、家が建つのは一部だけ。庭と駐車場にできる面積がかなり残ります。 駐車場を4台分にして残りを庭に、という計画なので「これは高くつくぞ」と思い込んでしまったんですね。

ただしまだ確定した金額ではありません。 外構は本体とは別に見積もりを取る予定なので、固まったら内訳ごとに分解した記事を必ず書きます。

4. 基礎・地盤改良工事費 110万円 → 0円

これは前回まるごと1本使って書いたやつです。

地質調査の結果、地面が固くて工事が不要になりました。 110万円がまるまる浮いて、そのお金で洗濯まわりが広くなりました。

7項目のうち、下に振れたのは今のところこれだけです。

5. 特殊仮設工事費 110万円 → 歩道を削る話でした

正直、この項目名を見て何ひとつ想像できませんでした。「特殊仮設」って何ですか。

担当さんに聞いたらこうでした。

電柱を建てたり、歩道を切り下げたりする工事です

歩道の切り下げ。車で敷地に入るために、歩道を削って段差を無くす工事のことです。言われてみれば、車を停める土地なら必要ですよね。必要です。考えたこともありませんでした。

そして我が家、土地を買う段階で「切り下げが要りますね」と判明しました。

金額は約80万円です。

……80万円。歩道です。まだ家の話に入ってすらいません。

土地探しから担当さんに任せきりだった我が家は、ここでも助けられている形です。自分たちだけで土地を買っていたら、この80万円は間違いなくノーマークでした。 道幅の話といい、土地って買ったあとに請求が生えてきますね。

あとは電柱ですね!これはまだ確定していないので今後にご期待です。

7. 屋外給排水工事 100万円 → 土地を買って建てるなら、だいたい付いてきます

これも名前だけでは分からなかったやつです。担当さんの説明はこうでした。

水道管の引き込み工事が必要な場合や、浄化槽を置く場合にかかる費用です

ここで大事なことを書いておきます。私たちは最初、この項目を見て「うちの土地が運悪くそうだった」のかと思いました。そういう話ではありませんでした。

我が家の土地、下水道の本管そのものは前の道路まで来ています。 来ていないわけではないんです。足りないのは、そこから敷地の中へ引き込む「つなぎ込み」のほう。これが無いので、工事が要る、という説明でした。

ここは土地によって違います。 あらかじめ敷地の際まで末端の管が用意されている土地なら、つなぎ込みは不要です。用意されていなければ、我が家のように工事が立ちます。

つまりこれは「運が悪かった」でも「聞けば回避できる」でもなく、買う土地ごとに最初から決まっている費用でした。しかも買う前に確認できます。 気になる人は、その土地に敷地内への引き込みがすでにあるかどうかを不動産屋さんに聞いてみてください。私たちは聞いていませんでした。

100万円という概算が付帯工事費の側に立っている理由は、だいたいこのへんにあります。

記事2で水道加入金の話を書きましたが、水まわりのお金、加入金を払って終わりではありませんでした。 土地の代金の外側に、まだ水の請求が生えてきます。

1. エアコン工事費 50万円 / 6. ガス工事 35万円

この2つは、まだ動きを聞けていません。概算のままです。分かったら追記します。

じゃあ結局いくらになるんですか

……聞きたくない気持ちと、知りたい気持ちがありますよね。私もです。

いま分かっている数字を、正直に足してみます。

金額
総額(土地+建物)45,000,000円
付帯工事費 概算 合計+8,050,000円
4番 基礎・地盤改良工事費(0円で確定)−1,100,000円
3番 外構工事費(300万円のまま)±0円
現時点の見込み約51,950,000円

約5,200万円。

……なんですが、この足し算はもう古くなっています。

この記事を書いたあと、私たちは打ち合わせでオプションを盛りました。盛りまくりました。 その結果を反映した概算予算書が2026年9月に出てきて、そこに書いてある総費用は約5,600万円(補助金75万円を引いた後)でした。上の表より400万円ほど上です。

つまり順番はこうです。

  1. 外構1,000万円の勘違いで、一度約5,900万円まで膨らんだ
  2. 勘違いが解けて、約5,200万円に下がった
  3. オプションを盛った結果、約5,600万円に戻ってきた

何をどれだけ盛ったのかは、次の記事で1行ずつ出します。

※ 念のため書いておくと、どの数字も概算どうしの足し算です。 確定した金額ではありません。一つも工事が終わっていない段階の数字なので、そのつもりで見てください。

なお記事1で最初に書いた「総支出(外構込み)約5,500万円」は、外構だけを足して付帯工事費の他の項目を勘定に入れていませんでした。 結果の数字がたまたま近いだけで、中身は違います。すみません。

これから契約する人へ、ひとつだけ

家づくりの情報を調べていると、「総額」という言葉がよく出てきます。私たちも「総額4,500万円で建てます」と言っていました。

でも、その総額がどこまでを指しているのかは、家によって全然違います。

我が家の場合は「土地+建物」でした。そしてその外側に、805万円の概算書がもう1枚ありました。エアコンも、キッチンのグレードアップも、外構も、歩道も、水まわりも、全部そっちに書いてありました。

だから、これだけは言わせてください。

契約前に、「この金額に含まれていないものを全部教えてください」と聞いてください。

見積もりを比べることでも、値切ることでもありません。枠の外に何枚紙があるのかを数えるだけです。それだけで、私たちが今書いているような記事を書かずに済みます。

私たちは数えませんでした。だから今、1項目ずつ「これ何ですか」と聞きながら打ち合わせをしています。楽しいですけどね! 楽しいですけど、先に知りたかった!


次は、いま打ち合わせ中の間取りを部屋ごとに見ていきます。805万円の話でだいぶ渋い顔になったので、次は楽しい回にします。お楽しみに!