【トヨタホーム】水道加入金の罠 ~土地代に突然上乗せされて横転~

前回の我が家のスペック記事で、こう書きました。

土地を決めないと家の契約ができない、と言われたので、ぎりぎりまで土地を探し回りました。この話は書きたいことが多いので、別記事でじっくり書きます。

はい、その別記事です。お待たせしました!

今回は土地を契約するまでに何をして、実際にいくら払ったのかを全部出します。とくに最後の費用の表は、土地を探している人には一度見ておいてほしい内容になりました。

私たちは、土地より先にハウスメーカーを決めました

家を建てるときって、まず土地を買って、それから建てる会社を探すものだと思っていませんか? 私たちもそう思っていました。

でも我が家は逆です。

先にトヨタホームに決めて、その営業さんに土地を探してもらいました。

理由は単純で、勢いで契約してしまったからです。土地なんて何ひとつ決まっていない状態でハウスメーカーが確定してしまったので、そこから慌てて土地を探し始めることになりました。順番がめちゃくちゃ。当然です。ノリと勢いで生きてきたので…後述しますが今回はこれが大正解。やはりノリと勢い、大事…

担当さんを引きずり回して土地を探しました

そこからは、営業さんを引きずり回す日々でした。

私たちも自分で車を走らせて、過労ラを駆ローラして内房のあたりをぐるぐる回りました。

地図を見ているだけでは分からないんですよね。勤務先まで実際どれくらいかかるのか、買い物はどうなのか、道は混むのか。そういうのは走ってみないと体感できません。

そして、ここが大事なところなんですが——

土地が決まらないと、家の契約ができないんです。

言われてみれば当然です。どこに建てるか分からないのに、いくらかかるかも決まりません。というわけで、建物の契約日というタイムリミットに向かって、ぎりぎりまで土地を探し回ることになりました。

契約までの流れ

最終的にこういう順番になりました。

#やったこと
1トヨタホームに決める
2営業さんと一緒に土地を探す
3気に入った土地を仮契約
4住宅ローンの仮審査が通る
5土地と建物を、同じ日にまとめて本契約

土地と建物を同じ日に契約したのは、別々にすると必要書類を忘れるからです。情けない理由ですが本当です。書類だらけの一日でした。

住宅ローンの審査も、土地と建物で分けずにまとめて1回で通しました。

【実額公開】土地950万円で、実際に払ったお金

さて本題です。

我が家の土地は63坪で950万円。ここまでは前回書いたとおりです。

では実際に払ったのは950万円かというと、違いました。

項目金額
土地価格9,500,000円
契約印紙代5,000円
水道加入金20〜30万円(後述)
仲介手数料0円
合計970〜980万円ほど

土地価格より20〜30万円多いです。

水道加入金だけ、幅を持たせて書いています。 この費用は市町村ごとに条例で決まっていて、どこの自治体も金額をWebで公開しています。 つまり実額を書いてしまうと、我が家がどの市に建てているのかが一発で逆算できてしまうんです。記事1で「市の名前は伏せます」と宣言した手前、ここだけは丸めさせてください。水道加入金以外は全部、実際に払った金額そのままです。

※ 手付金は土地価格に充当されるので、上乗せではありません。先に一部を払って、残りを後から払った形です。

※ 印紙代が5,000円だけなのは、建物のほうが電子契約だったからです。紙の契約書を交わしていないので、建物側では印紙代がかかりませんでした。 最近のハウスメーカーさんはみんな電子なのだそう(担当さん談)

伏兵は「水道加入金」20〜30万円でした

この表で一番言いたいのがこれです。

水道加入金。

正直に言うと、私たちはこの費用の存在を知りませんでした。土地の値段と、あとは登記とかその辺で数万円かかるんだろうな、くらいに思っていたんです。そこに数十万円がポンと乗ってきました。

20〜30万円ですよ。食洗機とカップボードが余裕で買えます。

土地を探している人は、たぶん「土地1000万円まで」みたいな予算の決め方をしていると思います。私たちもそうでした。でも950万円の土地を買っても、実際に出ていくのは970〜980万円です。この20〜30万円を計算に入れていないと、後からじわっと効いてきます。

そして大事なのはここからです。この金額、住む市町村によって全然違います。 数万円のところもあれば、うちみたいに20〜30万円かかるところもあります。「相場はこのくらい」という話が意味を持たない費用なんです。

しかも調べる方法はちゃんとあります。水道加入金は各自治体が条例で定めていて、金額表がWebで公開されています。 「<市町村名> 水道 加入金」で検索すれば、だいたい出てきます。

土地を検討している市町村の金額を、自分の目で確かめてください。それでも分からなければ、水道局の窓口や不動産屋さん、ハウスメーカーの担当者に「水道加入金はいくらですか」と聞いてください。これ、聞かないと絶対に出てこない話だと思います。

仲介手数料は0円でした

もうひとつ、表を見て「あれ?」と思った方がいるかもしれません。

仲介手数料が0円です。

これは「仲介手数料がいらない土地ですよ」と説明を受けたからで、私たちが値切ったわけではありません。なぜ不要だったのかまでは正直きちんと理解できていないので、ここは分かったふりをせずに書いておきます。

ただ、結果として数十万円レベルで浮いた可能性があります。ハウスメーカーの営業さんに土地を探してもらうと、こういうことが起きることもある、という一例として受け取ってもらえたらと思います。

手付金を下げてもらいました

ここも実話です。

当初提示されていた手付金を、けっこうな幅で下げてもらっています。

具体的な金額は伏せます。 「いくらから、いくらに」まで書いてしまうと、応じてくれた担当さんの立場に関わる話になるからです。金額は出せませんが、やったこと自体は隠さず書きます。

やったことは単純で、こう言っただけです。

「即決するので、下げてもらえませんか」

通りました。あっさり。 隣で私の生き様を見ていた担当さんがめちゃめちゃ援護射撃してくれました!「この人は決めたらすぐ買いますよ」と。

その通り、決めたのですぐ買いました!!!ガハハ!

あとで担当さんに「まさか本当に即決するとは思いませんでした」などと言われ無事横転。

なぜ下げたかったのか

金額をケチったという話ではありません。手元の現金を、一気に減らしたくなかったからです。

手付金は最終的に土地代に充当されるので、払うタイミングが早いか遅いかの違いでしかありません。だったら手元に置いておいて、その分を投資に回したほうがいいのではないかと考えました。

もちろん、いいことばかりではありません。手元に現金を残す分、その後のローンは増えます。 金利も乗ります。

これが正解かどうかは、正直まだ分かりません。数年後に答え合わせをして、またここに書きます。

※ これは私たちがそう判断したというだけの話です。ローンの金利も、投資の結果も、人によって条件がまったく違います。同じようにしたほうがいい、という話ではありません。

土地代は「土地先行融資」で払いました

土地と建物を同じ日に契約したとはいえ、家はまだ建っていません。

こういうときにどうやって土地代を払うのか、私たちはまったく知りませんでした。答えは営業さんが持っていて、「土地先行融資がおすすめです」と教えてもらい、そのまま乗っかりました。

このあたりは正直まだ勉強中なので、支払いが進んで実感が湧いたら、改めて書きます。

二人の意見が揃わなかった、唯一の期間

このブログでは夫婦で意見が割れたところを正直に書くと決めています。

ところがこれまで、ハウスメーカーの決定も坪数アップも全部即決で、まったく揉めていませんでした。書くことがなくて困っていたくらいです。

でも、土地だけは違いました。

いくつも土地を見て回るあいだ、私たちの意見は最後まで揃っていませんでした。 どれも決め手に欠けて、「うーん」と言いながら次の物件へ、という日が続きました。

それが、最後に見たあの土地で終わりました。

見た瞬間に、二人とも同じ顔をしていたと思います。満場一致の即決でした。今のところ、家づくりで一番きれいに意見が揃った瞬間かもしれません。

割れていた期間があったからこそ、揃ったときに分かる。そういうものなんだな、と思いました。

トヨタホームで建てるなら、道幅を必ず確認してください

いや、これ一番大事なやつでは?

トヨタホームの家は、工場でユニットを作って、トラックで運んできて、積み木みたいに積み上げて建てます。 そのおかげでオーダーから完成まで3か月ほどと、めちゃくちゃ早いのが特徴なんだそうです(担当さん談)。

ただし、これには条件がついてきます。

トラックが入れる道幅がないと、そもそも建てられません。

目安として4mほどは必要だと聞きました。家の目の前の道が狭いと、ユニットを積んだトラックが入ってこられないからです。どんなに気に入った土地でも、どんなに安くても、道が細ければアウト。

これ、脅しでも何でもなくて、私たちも実際に1つ諦めています。

住宅街の中にあった、なかなかいい感じの土地でした。でも道が狭い。そこで終了です。 どれだけ気に入っていても、家が建てられないのでは話になりません。

……これ、ご存じでしたか? 私たちはまったく知りませんでした。

しかも土地の情報には、当然ながら「この土地はトヨタホームで建てられます」なんて書いてありません。自分たちだけで土地を探していたら、100%見落としていた条件です。最悪、土地を買ったあとに発覚していた可能性すらあります。想像するとちょっと怖い。

トヨタホームを検討している方は、土地は担当さんと一緒に買ったほうが安心です。 ここは声を大にして言いたいところです。 おうちの前に4mあっても、そこへ行くまでに狭いところがあったら詰みます。担当さんはそういうところも見てくれます。

この確認は素人にはできない項目だと思います。特に必要書類すらまともに用意できない我々のような人間には…

素人がプロに任せた結果

道幅の話でだいぶ答えが出てしまった気もしますが、最後に、この順番について今どう思っているかを書いておきます。

間違いなし。

理由は単純で、私たちがド素人だからです。

土地の良し悪しなんて分かりません。水道加入金の存在も、道幅の条件も知らなかった人間です。その状態で自分たちだけで土地を探していたら、たぶんもっと変なものを掴んでいました。

家づくりの情報を調べていると、「営業に任せるな」「自分で勉強しろ」という話をよく見かけます。それはそのとおりだと思います。でも、中途半端にネットの知識をかじって、担当さんとバチバチやるのが一番よくないというのが、今のところの実感です。

分からないことを分からないと言って、プロに動いてもらう。 そのかわり、出てきた金額はちゃんと自分で確かめる。 私たちにはこのくらいがちょうどよかったです。

というかですよ、普通に考えて専門知識を持っている人間にネット齧っただけの人間が敵うわけないんですよ。

何のための資格なんだって話です。そりゃそう。

だいたいお医者さんの診断にいちゃもんとか付けないじゃないですか。

え?(テスラ缶)(頭アルミホイル)(5G)(政府の陰謀)


次は、土地の地盤改良費が0円になった話を書きます。実は前回の記事で、洗濯まわりを広げた原資になったやつです。地面の下の状態が、家の中の間取りを決めていたという話になります。お楽しみに!