トヨタホームで壁紙を考える・1階トイレ編|正面以外はぜんぶテラコッタです
壁紙シリーズ第四弾、トイレです
そして我が家、トイレが2ヶ所あります。 1階と2階。というわけでまず1階から書きます。2階は次回です。
先に言っておきますね。この記事、シリーズの前提がひとつ壊れます。
まず結論から
1部屋に2種類です。しかも天井に色が入っています。
そしてもうひとつ。ベースの SP2542 が、この部屋には1面も残っていません。
図にするとこうなります。
前言撤回します。天井に色が入りました
はい、ここです。壊れる前提。
リビング編で、私はこう書きました。
ちなみに天井は全室ベースのままです。SP2542から変更なし。
嘘つきました。
……いや、書いた時点では本当だったんです。リビングも、和室も、パントリーも、玄関も、天井は全部ベースのままでした。木目調の天井クロスを推して却下されたのも本当です(そして例によって茶色でした)。
でもトイレで崩れました。 1階のトイレ、天井までSP2587が回ります。
家じゅうの天井が真っ白ななかで、トイレの天井だけ色がついている。 書いてみると、なかなか変な家ですね。
SP2587:テラコッタ。これは妻の提案です
というわけで、まずは面積の多いほうから。SP2587です。
SP2587 の商品ページ(2026年8月時点)。商品名は「おなじみシリーズ」、掲載カタログは 25-27 SP。公式の説明は「ニュアンスのあるテラコッタカラーは、ジャパンディライクなインテリアや落ち着きのある空間によく合います。」。機能は抗菌・防カビ・撥水。価格の記載はありません。
テラコッタです。 素焼きの植木鉢のあの色、と言えば伝わるでしょうか。
これを出したのは妻でした。理由がはっきりしていて、洗面まわりの色と合うように、です。
我が家のトイレは洗濯まわりの記事で書いたとおり、洗面室Bのとなりにあります。トイレを出たらすぐ洗面台。つまり続けて目に入る場所なんですよね。だったら色を合わせよう、という話でした。
……なお、その洗面台の色そのものについては、洗面まわりの記事でちゃんと書きます。 ここで先に出すと、そっちの記事に書くことが無くなるので。次回予告が渋滞しています。
そしてもう一箇所、読み飛ばせないところがあります。公式の説明文、ここです。
「ジャパンディライクな」。
玄関編で、私はこう書きました。我が家は夫婦そろって北欧ジャパンディというジャンルが好きで、狙っていないのにアクセントが全部フィンランドになった、と。
そして今度は、メーカーの説明文のほうから「ジャパンディ」が飛んできました。
もはや言い逃れができません。 我が家、完全にそっちです。
SP2565:正面の1面。こちらは私です
続いて正面の1面。SP2565です。
SP2565 の商品ページ(2026年8月時点)。商品名は「こだわりシリーズ」、掲載カタログは 25-27 SP。公式の説明は「ムラのあるテクスチャーと風合いを表現したブラックのコンクリート柄。SP2563の別色商品。」。機能は表面強度アップ(3級相当)・防カビ・撥水ほか。こちらも価格の記載はありません。
コンクリート柄です。 そしてこれは私が出しました。
理由は単純で、この壁に絵を飾る予定だからです。
真っ白な壁に額を掛けるより、ムラのある濃い色の壁に掛けたほうが、絵そのものが立ちます。しかも掛けるのは正面、つまり座ったときに正面から見える面。トイレって、家のなかでいちばん長く一点を見つめる場所じゃないですか。あそこを飾らないでどこを飾るんだという話です。
ちなみにこれ、壁紙で言えば私の2勝目です。玄関のムーミンに続いて2連勝。茶色をやめてから調子がいい。
ただし今回、揉めていません。 私が正面を、妻が残りの面とテラコッタを出して、そのまま両方通りました。リビング編で色をめぐって大荒れしたのが嘘みたいです。面が4つもあると、取り合いになりようがないのかもしれません。
公式には「ブラック」と書いてあります
ひとつ正直に書いておきます。
我が家、この壁紙のことをずっと「グレー」だと思って選んでいました。 打ち合わせでも「テラコッタとグレーで」という言い方をしていましたし、私の頭のなかでも濃いグレーの壁です。
ところが記事を書くために公式ページを開いたら、 「ブラックのコンクリート柄」 と書いてありました。
黒でした。
念のため、別色のSP2563のほうも見てみました。
SP2563 の商品ページ(2026年8月時点)。「淡色のコンクリート柄は、すっきりとした印象でナチュラルからインダストリアルまで幅広いインテリアにお使いいただけます。SP2565の別色商品。」
淡いほうが別にちゃんとある。 つまり我が家が選んだのは濃いほうで間違いありません。
見本帳でめくったときの印象は、どう見てもグレーだったんですけどね。コンクリート柄でムラが入っていると、そう見えるんだと思います。
貼ってから答え合わせします。 グレーだったのか、黒だったのか。これはこれで楽しみが増えました。
扉側も、テラコッタになりました
2026年9月の追記です。 この記事を公開した時点では、扉側の1面だけベースの SP2542 のままでした。その後の打ち合わせでテラコッタが扉側にも回ったので、以下は変更後の内容に書き直しています。
残る1面、引き戸のある壁。ここも SP2587 になりました。
もともとは、ここだけ家じゅうのベースのままにする予定だったんです。
SP2542 の商品ページ(2026年8月時点)。「ほんのり温かみのある、ホワイトの石目調です。」。掲載カタログは 25-27 SP。
理由もありました。扉が付く面って、そもそも壁として見えている面積が少ないんですよね。ほとんどが扉本体で埋まっている。ここに色を入れても、あまり働いてくれない。だったら残しておこう、と。
その予定が、変わりました。
この1面、ただ変わったわけではありませんでした。 扉の色が白からライトオークに変わったせいで、この壁だけが取り残されていることに気づき、「壁を変える」か「扉を白に戻す」かで迷い、一度は**「変更できない」と伝わってきて諦めかけて**います。
その顛末は長くなったので、別の記事にまとめました。 断られたと思っていた変更が、確認したら通った話です。よかったらそちらもどうぞ。
ここでは結果だけ書いておきます。扉側までテラコッタが回って、この部屋からベースが消えました。
ベースが1面も残っていない、唯一の部屋になりました
地味ですが、シリーズ的にはけっこう大きい話です。
これまで我が家は、どの部屋にも必ずベースの面を残してきました。 パントリーは4面のうち出入口の1面、玄関はニッチの外ぜんぶ、リビングにいたっては本体が全面ベースです。
1階のトイレだけ、1面も残りませんでした。
結果として、我が家でいちばん振り切った部屋です。しかも、いちばん狭い部屋で。
シリーズ初:アクセントが「ベースと同じ本」から出ました
ここ、地味ですがシリーズ的にはけっこう大きい話です。
ここまで我が家のアクセントクロスは、全部 ReSERVE か FINE から選んでいました。小上がり和室のRE55695、キッチン背面のRE55457、パントリーのRE55771、そして玄関のFE78704。
ところが今回の2枚は、どちらも SP で始まります。
そう、ベースのSP2542と同じ本なんです。公式ページを見ると、SP2542もSP2587もSP2565も、掲載カタログは全部 「25-27 SP」 です。
アクセントって、別の本から探してくるものだと思っていました。 でも実際は、ベースの本のなかにも普通に濃い色や柄があるんですよね。同じ本の別のページをめくっただけで、テラコッタもコンクリートも出てくる。
見本帳、ちゃんと最後までめくったほうがいいです。
階段の下なので、職人さんが切り貼りするそうです
そして今回いちばん「家づくりだなあ」と思った話がこれです。
1階のトイレ、階段の下にあります。
階段の下って、デッドスペースを潰す定番の使い方ですよね。我が家もそれをやっています。
そのぶん、壁紙の分割がかなり厳しいそうです。
これ、インテリアコーディネーターさんから説明を受けました。職人さんの手で切り貼りしていくことになるので、難易度が高いとのことです。
普通の四角い部屋なら「この面はこっち、この面はこっち」で済みます。でも階段の下となると、面のかたちがそう素直ではないわけですね。上の階段に合わせて天井の高さが変わる場所なので、壁と天井の境目も一周ぐるりとは回ってくれません。
つまり、一枚をすっと貼って終わりにはならない。 形に合わせて切って、貼って、また切る。それを人の手でやってもらうことになります。
図面の上では「この面はSP2587」と一行で書けてしまうんですが、そのぶんの手間が現場に乗っているわけですね。ここは正直、選んでいる最中は一ミリも考えていませんでした。
貼り上がりを見るのが、いよいよ楽しみになってきました。
お金の話:4回連続で差額が出ていません
毎度おなじみのコーナーです。
差額、今回も出ていません。
リビング編で「来週には出るらしい」と書き、パントリー編で「前回から進展なし」と書き、玄関編で「3回目」と書き、今回で4回連続です。もはや様式美です。
ちなみに今回、公式ページ側でも金額が分かりません。 上に引用したとおり、SP2587もSP2565も価格の記載がないんですよね。リビング編で「SP2542のページには価格の記載がない」と書きましたが、SPの本は全体的にそうらしいということが分かりました。
つまり今回は、打ち合わせの見積もりが出てくるまで、こちらから調べる手段がありません。 おとなしく待ちます。
4,400円のほうは、発生します
一方で、はっきりしたこともあります。張り替え費用4,400円、1階トイレでも発生します。
数え方はシンプルで、色が変わったら4,400円。 ベースのSP2542から色が変わる部屋には、これが乗ります。
玄関編で「ニッチ1ヶ所でも玄関は玄関として一部屋ぶん」と書きましたが、あれと同じ考え方ですね。貼った面積でも、貼った場所の種類でもなく、色が変わったかどうか。
リビングで1回、パントリーで1回、玄関で1回。今回で4部屋目です。
そして、扉側までテラコッタになったあとも、この4,400円は変わりません。
……ここ、リビング編を読んでくださった方は引っかかると思います。あちらで私はこう書きました。
そしてもうひとつ、4面ともアクセントクロスにすると、この4,400円は消えます。
ベースが1面も残っていないなら、消えるのでは?
消えませんでした。
消える条件は「アクセントで埋めること」ではなく、部屋の全面が同じ壁紙になることでした。リビング編で並べて書いた理屈のほうを読み返すと、ちゃんとそう書いてあるんですよね。
4面全部が同じなら、それはもうその部屋のベースクロスなんですよね。「一部を張り替える」という作業が発生していない。
我が家のトイレは2種類です。テラコッタが部屋のベースのような顔をして、正面のコンクリート柄が、それに対するアクセントになる。「一部を張り替える」は、ちゃんと発生しています。
白を全部潰しても、逃げられませんでした。
今回決まったことを並べます
- 1階トイレは1部屋に2種類。 正面の1面だけコンクリート柄、残りの壁と天井はぜんぶテラコッタ
- 正面の1面は SP2565(コンクリート柄)。提案は私。この壁に絵を飾るため
- 背面・座って右・扉側の壁は SP2587(テラコッタ)。提案は妻。洗面まわりの色に合わせた
- 天井もSP2587。 シリーズ初の天井アクセント。リビング編の「天井は全室ベースのまま」は前言撤回
- 扉側もSP2587。 当初はここだけベースのままにする予定だった(引き戸で壁が消える面のため)が、後から回した。その経緯は別記事にまとめた。 → ベースの SP2542 が1面も残らない、我が家で唯一の部屋
- アクセント2枚とも、ベースと同じ「25-27 SP」から。 ReSERVE・FINE以外は初
- 公式の SP2565 は「ブラックのコンクリート柄」。我が家はグレーだと思って選んでいた
- 階段の下なので、分割がかなり厳しい。 ICさんいわく、職人さんの手で切り貼りすることになり難易度が高い
- 張り替え費用4,400円は発生する。 数え方は「色が変わったら4,400円」。今回で4部屋目。ベースが1面も残っていなくても消えない(消える条件は部屋の全面が同じ壁紙になることで、我が家は2種類あるため該当しない)
- 差額は4回連続で未提示。 SPの品番は公式にも価格の記載がない
次回予告
天井が落ちました。 いや、比喩です。「天井は全室ベースのまま」という前提のほうです。
家づくりの記事を書いていていちばん怖いのがこれですね。書いた時点では本当のことでも、打ち合わせが進むと普通に変わります。 ブログというより議事録に近い。
……この記事、公開したあとにもう一度変わりました。 扉側のところです。議事録どころか、更新され続ける掲示板でした。 そのときのひと悶着はこちらです。
次は2階のトイレです。同じ「トイレ」でも、階段の下ではありません。 どうなっているかは、次回まとめて書きます。
お楽しみに!