【トヨタホーム】みらいエコ住宅2026で補助金75万円|GX志向型を見送った理由と申請費8万円
こんばんは!暑すぎて炭になりました! 前回は805万円の話で終わったので、渋い顔のまま終わってしまいました。
今回はお金が返ってくる回です!
我が家に補助金が出ることになりました。75万円です。うひょー!!!アツい!!!
……と、威勢よく書き始めたんですが、正直な感想も先に置いておきます。
あと一桁多いと良かったですね。
はい。せっかくの明るい回なのに、初手でこれです。でもこの気持ちも含めて書いておきたいので、最後まで読んでください。
見積書に「マイナス」の行があります
まず実物です。見積書の(F)その他費用・補助金等という欄です。

土地関係費用の金額は黒く塗ってあります。 みせられないよ!ということでここはひとつ…
みらいエコ住宅2026 概算 -750,000
見積書ってずっと数字が増えていく紙じゃないですか。足して、足して、また足して。そこに突然赤字のマイナスが出てくるんです。感動しました。引き算の行、初めて見ました。
ただし、しっかり「概算」と書いてあります。まだ確定していません。ここは正直に書いておきます。増える可能性ある!?!?!ないですか、そうですか…
みらいエコ住宅2026事業ってなんなのだよ
我が家が使うのはこれです。
国の制度です。国土交通省・経済産業省・環境省の3省が組んでやっている「住宅省エネ2026キャンペーン」の中の事業のひとつで、省エネ性能の高い家を建てると補助金が出ます。
新築の場合、住宅のグレードで3段階に分かれています。
| 区分 | 補助額 | 世帯の条件 |
|---|---|---|
| GX志向型住宅 | 110万円(1〜4地域は125万円) | すべての世帯 |
| 長期優良住宅 | 75万円(1〜4地域は80万円) | 子育て世帯 or 若者夫婦世帯 |
| ZEH水準住宅 | 35万円(1〜4地域は40万円) | 子育て世帯 or 若者夫婦世帯 |
出典:みらいエコ住宅2026事業 公式サイト・注文住宅の新築(国土交通省)
「1〜4地域」は寒い地域のことです。千葉県はそちらではないので、我が家は表の左の金額になります。
我が家は真ん中の長期優良住宅、75万円です。見積書の数字とぴったり合いますね。
なぜ我が家が長期優良住宅なのか
ここ、自慢できる話だと良かったんですが、特に何もしていません。
あれ、俺またなんかやっちゃいました…?たはー(冷笑)
トヨタホームは長期優良住宅が標準設計だからです。
我が家が頑張ってグレードを上げた結果ではなくて、最初からそういう仕様の商品を買ったというだけでした。気づいたら条件を満たしていた、というやつです。
なので「補助金のためにこうしました」という武勇伝は、残念ながらありません。棚ぼた75万円です。
世帯の条件がある、というのは知りませんでした
表の右の列、見ました?
長期優良住宅とZEH水準住宅には「子育て世帯か若者夫婦世帯」という条件が付いています。
つまり家の性能だけでは決まらないんです。同じ家を建てても、住む人によっては出ません。ここ、けっこう大事だと思うんですが、私たちは制度の中身をちゃんと見るまで知りませんでした。
我が家は若者夫婦世帯にあたるので、ここは通っています。二人暮らしのアラサー夫婦です。
一方で、一番上のGX志向型住宅だけは世帯の条件がありません。 性能で殴れば誰でも取れる枠、という作りになっています。
110万円のGX志向型を、あえて見送りました
さて、ここからが今回の本題です。
表をもう一度見てください。GX志向型住宅なら110万円です。我が家の75万円より、35万円多い。
35万円ですよ。もらえるものはもらいたいじゃないですか。
なので当然、検討はしました。結論から言うと——
やめました。
理由:補助金は増えるけど、工事費のほうが増えるから
GX志向型住宅を取るには、断熱性能をもっと上げる必要があります。
そして断熱性能を上げるということは、その分の工事費がかかるということです。
補助金が35万円増える。でも、そのために払う金額のほうが大きい。
……という話になったので、見送りました。改めて書くと当たり前のことなんですが、「補助金が多いほうが得」と単純に考えていた私たちには、けっこう発見でした。補助金は割引券じゃなくて、投資に対するキャッシュバックなんですね。投資額のほうを見ないと意味がない。
担当さんの説明「千葉ではオーバースペックです」
もうひとつ、担当さんからこう言われました。
千葉県だとオーバースペックです
寒い地域では採用例もあるそうなんですが、千葉で同じ断熱性能にしても、性能を持て余すという話でした。 あと換気ですね!これもなかなかなところで、断熱性能を上げればその分だけ熱がこもりやすくなるのだとか。排熱ができなくて逆に住みにくいおうちになることもあるんだそうです。
言われてみればそうで、さっきの表にも「1〜4地域は125万円」と書いてありましたよね。国の制度自体が「寒い地域のほうが手厚い」という設計になっています。断熱にお金をかける価値が、地域によって違うということだと思います。
なので我が家は、35万円を取りにいかないという判断をしました。
※ この節、ぜんぶ担当さんに教えてもらった話です。私たちが断熱性能を計算したわけでも、光熱費をシミュレーションしたわけでもありません。あと「千葉ならみんなGXをやめるべき」という話でもないので、そこだけは! 我が家はこう決めました、という記録として読んでください。
正直に言うと、まだちょっと未練はあります。 35万円ですからね。ただ、断熱を上げるほうの金額を聞いたら「あ、はい」となりました。
申請はハウスメーカーがやります(自分ではできません)
ここも知らなかった話です。
この補助金、施主が自分で申請することはできません。
登録された「みらいエコ住宅事業者」——つまり建てる会社が、施主の代わりに申請して、受け取った補助金を施主に返す、という仕組みになっています(公式サイトにそう書いてあります)。
我が家の場合はトヨタホームさんが申請者です。
で、その申請にお金がかかります
はい。ここです。

長期優良住宅申請費用 一式 80,000
8万円。
見てほしいのは申請まわりの行です。確認申請が17万4千円、長期優良住宅の申請が8万円、その他の申請費用が3万2千5百円。 申請という行為そのものに、けっこうお金がかかっています。
75万円もらうために8万円払う。手数料としてどうなんだと一瞬思ったんですが、施主の結論はこうです。
自分でやらないほうが安全です。
そもそも制度上、施主は直接申請できません。加えて申請の手続きも必要書類も多いので、慣れている会社に任せたほうがいいというのが我が家の判断でした。ここを削って自分で走り回って、書類の不備で75万円を落としたら本末転倒ですからね。
8万円は「保険料」だと思うことにしました。
住宅ローン減税は、まだ計算していません
補助金の話をしていると必ず出てくるのが住宅ローン減税ですが。
まだ計算していません。
「あるらしい」ということは知っています。長期優良住宅だと優遇があるという話も聞きます。でも自分で計算していないので、この記事では金額を書きません。
適当な数字を出すくらいなら、何も書かないほうがマシだと思っています。ちゃんと計算したら、それだけで1本書きます。
ちょっとしたボーナスと聞きます…!楽しみですねぇ!
「あと一桁」の話
最後に、冒頭の正直な感想に戻ります。
あと一桁多いと良かったですね。
補助金の存在は、契約前から知っていました。知らずに損した、という話ではありません。 ちゃんと75万円もらえます。ありがたいです。
ただ、我が家はこれまでの記事で、土地と建物で4,500万円、そしてその外側に付帯工事費805万円という話を書いてきました。5,000万円をゆうに超える買い物をしているわけです。
そこに、75万円。
金額としては大きいはずなんです。75万円あったら何ができるかと考えたら、普通にすごい金額です。でも家づくりの桁に慣れてしまった目で見ると、「あっ、そのくらいなんだ」と思ってしまう。
この感覚の狂い方、けっこう怖いなと思っています。100万円を「思ったより少ない」と感じるようになったら、この感性…たぶん何かがおかしい…
家づくりを始める前の自分に見せたら、絶対に怒られます。違和感を持ったので一度引き返そうと思います…
なので、あえて書いておきます。75万円は大金です。 そう思える感覚のほうを、なくさないようにしたいです。
これから建てる人へ
我が家の体験から言えることを3つだけ。
- 自分の家がどの区分に当たるか、契約前に聞いてください。 我が家は「トヨタホームは長期優良住宅が標準」でした。何もしなくても条件を満たしていることがあります
- 補助額が上の区分は、その分だけ工事費も上がります。 差額の35万円だけを見て決めないでください。上げる側の金額を必ず聞いてください
- 申請費用がいくら計上されているか見てください。 我が家は8万円でした。補助金の額だけ見ていると、この行を見落とします
そして、これが一番言いたいことなんですが。
補助金は「もらえる額」より「そのためにいくら払うか」のほうが大事でした。
35万円多くもらうために、それ以上を払う。冷静に見れば当たり前なのに、「補助金」という言葉を聞いた瞬間に判断が雑になります。私たちも一瞬なりました。
次は、いま打ち合わせ中の間取りを部屋ごとに見ていきます。今度こそ楽しい回にします。お楽しみに!