【トヨタホーム】カーテン見積約44万円!半分以上はカーテンじゃなかった
カーテンの見積もり、出ました
壁紙シリーズが一段落したと思ったら、次は窓です。
壁紙のときは「1面だけ柄を入れる」みたいな遊びで済んでいたのが、カーテンは違いました。まとまった金額が、いきなり来ます。
先に結論の数字を置きます。
| 金額 | |
|---|---|
| カーテン等工事(生地・部品) | 404,100円 |
| 取付費 | 33,800円 |
| 合計 | 437,900円 |
内訳明細書の「カーテン等工事」という1枚に載っていた数字です。
そして念のため言っておきますが、同じ枚数をニトリで買ったら、体感で10分の1くらいだと思います。 分かっててこの金額です。
中身を見たら、半分以上がカーテンじゃなかった
404,100円の内訳がこうでした。
| 室名 | 品名 | 品番 | メーカー | 単価 | 数量 | 金額 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1F LDK | 調光タテ型ブラインド エアレ(天付) | AR704 | タチカワブラインド | 115,000 | 1 | 115,000 |
| 1F LDK | 調光タテ型ブラインド エアレ(天付) | AR704 | タチカワブラインド | 115,000 | 1 | 115,000 |
| 2F 主寝室 | ドレープ2倍 SA加工 | MCF132 | サンゲツ | 80,200 | 1 | 80,200 |
| 2F 主寝室 | レース2倍 LP加工 | AC1577 | サンゲツ | 27,400 | 1 | 27,400 |
| 2F 主寝室 | 装飾タッセル | FN642 | サンゲツ | 2,300 | 2 | 4,600 |
| 2F 洋室2 | ドレープ2倍 LP加工 | OP3154 | サンゲツ | 37,400 | 1 | 37,400 |
| 2F 洋室2 | レース2倍 LP加工 | OP3183 | サンゲツ | 21,500 | 1 | 21,500 |
| 2F 共通 | ふさかけ コンフィ(アッシュグレイン) | トーソー | 500 | 6 | 3,000 | |
| 合計 | 404,100 |
見てください。上2行だけで230,000円。全体の半分以上です。
しかもこれ、カーテンですらありません。
タチカワブラインドの「調光タテ型ブラインド エアレ」、つまり縦型ブラインドです。天井付けで、片開き・両側操作。
では、なぜLDKだけカーテンをやめたのか。決め手は「洗える」と「壊されない」でした。
- ひもを引っぱるだけで、カーテンの開け閉めに相当する。 動作が1つで済みます
- 羽根が1枚ずつ取り外せる=洗える。 レールから丸ごと外して洗濯機に放り込む、をやらなくていい
- 子どもがよくやる「カーテンくるくる」ができない。 ……はい、私が子どもの頃にやっていました。 あれ、生地が確実に傷みます。構造的にできないなら長持ちするはず、という判断です
- 羽根の下に重りが付いていない。 他社の縦型ブラインドには下側に重りが付いているものがあって、そうすると外れたり抜けたりが起きます。エアレはそれが無いので、抜き取りも発生しないだろう、と
- あと、上品。 見た目の話です。でも大事です
主寝室:見た目を選ぶか、値段を選ぶか
主寝室のドレープは サンゲツ MCF132。モリスの「いちご泥棒」です。
実物を見て一目惚れした生地でした。淡いグレージュ地に白の織り柄で、同系色の濃淡だけなので離れると質感のある無地に近く見えます。
裏地は光沢のある生地で、遮光は1級です。
この生地に決まる前、当初の提案は AC1321(淡いグレージュ・遮光2級)でした。これは消えて、MCF132 が通っています。
「腰窓です」の一言で、判断が3つ変わった
検討の途中で、主寝室の窓が掃き出し窓ではなく腰窓だと分かりました。これで判断が3つ変わりました。
- 柄物を入れても部屋を支配しない → いちご泥棒が一気に有利になった
- 生地量が少ないので、単価の差がそこまで響かない
- プレーンシェードが収まりよく、柄を平らに見せられる
3つ目が曲者でした。柄を「たたまずに平らで見せる」プレーンシェードにしたい。 見た目だけで言えば圧倒的にこっちです。
で、見積を見て、ドレープに戻りました
検討中の私のコメントが残っています。
お値段的にドレープのままになりそうな予感です
見積の品名は「ドレープ2倍 SA加工」。プレーンシェードにはなっていません。
……が、負けた理由は値段ではありませんでした。
実際にいちご泥棒をカーテンに仕立てたものを見る機会があったんです。それで分かりました。
プレーンシェードにしないと柄が見えない、というほどのものではなかった。
ドレープにたたんだ状態でも、柄はちゃんと柄として成立していたんですね。
だったらそのままカーテンでいい、となりました。
ちなみに仕立ての候補としては、こういう選択肢がありました。 同じ生地でも仕立ては変えられます。聞かないと出てこない話でした。
| 仕立て | どんなもの | 向いているところ |
|---|---|---|
| ドレープ(今回採用) | 左右に開く、ふつうのカーテン | 開け閉めが多い窓。操作が1系統で済む |
| プレーンシェード | 上下に昇降して、閉じると1枚の平らな面になる | 柄を平らに見せたいとき。腰窓だと収まりがいい |
| ダブルシェード | 前後2枚(厚地+レース)のシェード | 見た目重視。ただし操作が2系統で、窓を開けるには先に上げる必要がある |
レースはモリスで揃えませんでした
レースは AC1577 のまま。ミラーレースで、遮像・遮熱・UVカット・防炎・ウォッシャブルと機能が盛られた生地です(提案書の記載より)。
一度「レースもモリスで揃える?」という話は出ましたが、やめました。
柄物のドレープに柄物のレースを合わせると、開けても閉めても窓面に柄が残るからです。
閉めているときだけ柄が出る、くらいがちょうどいい。
タッセルが2種類ある件
見積には 装飾タッセル FN642 が2個(1個2,300円)載っています。
これはコーディネーターが勧めてくれたロープタッセルで、一度は「腰窓だと浮くのでは」と迷ったものの「せっかく勧めてくれたので」で採用に落ち着いたものです。
ただ、ドレープ側の備考には「共布タッセル付」とも書かれています。 つまりタッセルが2種類ぶん載っている状態です。
これは共布のほうを抜いてもらう予定です(いまコーディネーターに確認中)。装飾タッセルを付けるなら、共布はいりません。
共布は生地に標準で付いてくるものかもしれないので、抜いたところで金額は動かない可能性もあります。
それでも聞いたのは、合計金額だけ見て納得せず、1行ずつ「これ要る?」と数えてみたからです。空振りでもいいと思っています。
洋室2(ゲストルーム):1級遮光なのに、暗くない
壁の一面がムーミンになった部屋です。ここのカーテンは、ドレープ OP3154・レース OP3183 で確定しました。
OP3154 はグレージュの 1級遮光。ここに面白い話があります。
1級遮光を選んだのに「明るい部屋がいい」が通った
当初、「明るい部屋にしたいから遮光を2級に落とそうか」という検討をしていました。結果、取り下げています。
理由は、1級遮光の暗さが「色」で決まっていなかったからです。
OP3154 は、表がグレージュの織物調で、裏に光沢のある遮光層が貼られた構造になっています。
遮光しているのは裏地。だから表の色を暗く沈める必要がありません。
さらに現物を見て分かったのが、表側にもけっこう光沢があるということでした。光を反射するので、色の数値から想像するより明るく見えます。
「1級遮光=暗い部屋」ではありませんでした。 等級だけ見て2級に落とすところでした。現物を触らなければ、絶対に分からなかったです。
なお提案書の生地の注意書きには「糸が滑りやすい組織のため目寄れが起きやすい」とありました。買ってから知るやつです。
落ちた候補:モリスの「Willow Bough」
洋室2では MCF105(ウィリアム・モリス/Willow Bough・柳の枝)も候補に挙がりましたが、落ちました。
細かい総柄で情報量が多く、寝る部屋として落ち着かない。部屋全体の方向性とも合いませんでした。
提案書のイメージ写真を、信じてはいけません
今回いちばん実用的な学びがこれでした。
サンゲツの提案書に載っているイメージ写真は、その品番の実写ではなく、シリーズの代表カットであることが多いです。
実際、提案書に載っていた OP3154 の写真は明るいベージュのカーテンでした。
ところが同じページに貼られている生地チップは、濃いグレージュ。並んでいるのに色が違うんです。
判断はチップを基準にする。 これが第一の教訓。
そして第二の教訓がこれです。チップと、取り寄せたサンプル現物でも色が違いました。
サンプル貰いました。光沢があるので暗いか明るいか分かりません
これが現物を見た私の第一声です。光沢のある生地は、角度と光の当たり方で見え方が変わるので、切手サイズのチップでは判断できません。
窓まわりは面積が大きいので、色の外し方も大きくなります。気になった品番はサンプルを取り寄せる。
手間ですが、数十万円の買い物なのでやる価値はありました。
買わなかった部屋が、2つあります
見積に1行も載っていない部屋が2つあります。書斎と、洋室1です。
理由はシンプルで、手持ちの無印良品のリネンカーテン(白)を流用するからです。
前に買った丈が短めのもので、いまとなっては品番も分かりません。
書斎は1.3畳。寝室の奥の行き止まりにあって、廊下からは見えません。
誰かに見られる場所ではないので、ここにお金をかける理由がありませんでした。
壁は2面とも Scion の「Mr Fox」(FE78642)でキツネだらけなので、カーテンは無地の白でむしろちょうどいいという話でもあります。
そして洋室1。ここはいま使っているカーテンをそのまま持っていきます。 まだ使えるものを捨てて買い直す理由がないので、こちらも0円です。
カーテンは、家具と同じで「持っていける」んですよね。
最後に、取付費を忘れないでください
ここまで書いてきた404,100円は、生地と部品の値段です。取付費は入っていません。
同じ書面の下のほうに、ちゃんと書いてありました。取付費 33,800円。
合計 437,900円。 カーテンの見積もりを見るときは、表の合計欄で安心しないで、その下まで読んでください。
まとめ:カーテン代は、窓の数ではなく窓の大きさで決まる
今回の437,900円から持って帰れることを並べます。
- いちばん高いのはLDK。 大きい窓が1つあると、寝室ぜんぶより高くなります(今回はブラインド2台で23万円)
- 1級遮光でも暗いとは限らない。 遮光しているのが裏地なら、表の色は明るいまま選べます
- 提案書のイメージ写真は判断材料にしない。 チップで見て、最後はサンプルを取り寄せる
- 窓の種類(腰窓か掃き出しか)を確認してから柄を決める。 判断の前提がまるごと変わります
- 見た目で選んだ仕立ては、現物を見ると覆ることがある(プレーンシェード→ドレープ)
- 合計欄の下まで読む。 取付費が別行で待っています
次はいよいよ、4回どころではない回数を先送りしている洗面まわり……の前に、まだ書けていない窓まわりの続きがあるかもしれません。
すみません。